水中ウォーキングの消費カロリーは?|数字より大事な「痩せたいなら食事」の話|現役インストラクター解説
「水中ウォーキングって、どのくらいカロリーを消費するの?」——ダイエット目的の方から、よく聞かれます。目安をお答えしつつ、現役インストラクターとして、ひとつ正直な話もさせてください。
消費カロリーの目安
水中ウォーキングの消費カロリーは、体重や歩く速さ、時間で変わりますが、30分でおよそ100〜150kcal前後が一つの目安と言われています。しかも水中は、水の抵抗があるぶん、同じ時間の陸のウォーキングより多めに消費しやすいとも言われています。膝にやさしいのに運動量はしっかり、これは水中の良いところですね。
でも正直に言うと——カロリーの数字は、あまり当てになりません

教室でも、「運動しているから痩せられる」という気持ちで来られる方は多いです。その前向きさは素晴らしいこと。でも、正直にお伝えすると、消費カロリーで痩せようとするのは、かなり効率が悪いんです。
たとえば、30分がんばって歩いても100〜150kcalほど。これは、菓子パン半分や、ジュース1杯で、あっという間に帳消しになる量です。「運動した分、食べても大丈夫」と思うと、むしろ増えてしまうことも。
痩せたいなら、いちばん大事なのは「食事」
これは、運動を教えている私がはっきりお伝えしたいことです。体重を落とすのに、いちばん効くのは食事。運動は、消費カロリー稼ぎではなく、「筋肉を保つ・体を動かす習慣・気持ちよさ」のためと考えた方が、うまくいきます。だから水中ウォーキングは続けつつ、食事も一緒に見直すのが近道です。(→ 運動しても脂肪が落ちない50代へ / ぽっこりお腹・内臓脂肪の記事)
カロリーの数字にこだわらないほうが、続く
皮肉なことに、カロリーを気にしすぎると、運動が「義務」になって続かなくなります。数字より、「今日も気持ちよかった」「体が軽い」——そんな実感を大事にする方が、結局は長く続いて、体も応えてくれますよ。
まとめ
水中ウォーキングの消費カロリーは30分で100〜150kcalほど(陸より多め)。でも、痩せたいなら主役は食事です。運動は数字を稼ぐものではなく、続けて体を整えるもの。カロリーにとらわれず、食事と両輪で、あせらずいきましょう。(※体重や健康に不安がある方は、医師に相談しながら進めてくださいね)